オーストリアロケのガイドライン

オーストリアへの入国は、観光や知人訪問なら6か月以内の滞在はビザが不要です。シェンゲン協定加盟国でビザなしの短期滞在は「180日間で最大90日まで」と規定されており、過去180日間の滞在日数もカウントされます。また、オーストリア以外のシェンゲン領域の国にも行く場合にも注意が必要です。入国や滞在に関する情報提供や面倒な手続きなど、私たちが一貫してサポートするので、ご安心ください。

小型の手持ちカメラで、5〜6人程度での撮影に関しては通常路上撮影の許可は不要です。大規模な撮影や交通の妨げになる場合は許可が必要となります。許可取得には最低でも3週間ほどかかるため、余裕をもって申請することを推奨します。また、地下鉄やショッピングモールなどの屋内や公共スペースをロケ地とする際は、より長い準備期間が必要となり、少なくとも5週間確保するのが理想です。オーストリアを熟知し、数多くの実績もある私たちが、現地での撮影をスムーズに進めるための許可取得、現場交渉も包括的に支援します。

最新鋭のカメラやレンズ、ドローン、照明機材など、撮影機材の貸し出しサービスも行っています。オーストリアで必要な撮影機材は、私たちにお任せいただければ現地価格でレンタル可能です。また、カメラマンや、音声・照明、ドローンスタッフといった、専門的なスキルのある撮影・技術スタッフの手配も、もちろん対応。特殊な撮影機器や車両が必要な際もぜひお問合せください。ご要望に応じて、適切なツールやサービスをご提供します。

海外撮影において、言葉や習慣、歴史文化や宗教などが異なることから起こるトラブルを防ぐための対応は必須事項です。オーストリアの公用語はドイツ語。ウィーンなどの観光都市では英語が話せる人も多いですが、世代や地域によっては通じないことも多く、地方部にはスロベニア語やクロアチア語、その他少数民族の言語を話す人々もいます。オーストリアでのコミュニケーションは、経験豊かな通訳や現地を詳しく知るコーディネーターにお任せください。

ヨーロッパのほぼ中央に位置するオーストリア。日本と同じように四季があります。観光のベストシーズンは、平均気温が15度前後で過ごしやすい5月、6月、9月。モーツァルト生誕の地・ザルツブルクで盛大な音楽祭が開かれる7月下旬～8月末、クリスマスマーケットが登場する12月にも訪れるのもおすすめです。プロジェクトの内容に合わせて、四季折々の素晴らしさがあるオーストリアの撮影に最適な時期を、厳選してご紹介します。

現地のさまざまな情報をもとに、業務にかかるコスト削減のサポートも行います。弊社の強固なネットワークを活かし、助成金や税制優遇などの制度、また海外撮影を支援する団体について、オーストリアの最新かつ正確な情報をリサーチし、ご提供します。